4日目:「沖縄の文化に触れる – 民俗と伝統」

朝 – 南城市の斎場御嶽でスピリチュアルな体験

4日目は少し文化的な面にフォーカス。朝一番で南城市にある斎場御嶽(せいふぁうたき)へ向かいました。ここは琉球王国時代からの聖地であり、世界遺産にも登録されています。神聖な空気に包まれた場所で、歩くたびに自然と心が洗われるような感覚に。とくに「三庫理(サングーイ)」と呼ばれる石灰岩の間を通り抜けるときは、異世界に足を踏み入れたかのような神秘的な雰囲気が漂っていました。

午前 – 玉泉洞と沖縄ワールド

その後、近くの沖縄ワールドへ。ここには沖縄の伝統的な村が再現されており、琉球ガラスの工房やシーサーの絵付け体験などが楽しめます。まずは地下にある「玉泉洞」を探検。巨大な鍾乳洞が広がり、自然の力によって何万年もの時間をかけて作り上げられた空間に圧倒されました。歩くたびに涼しい風が吹き、洞窟内の神秘的な雰囲気が一層引き立ちます。

昼食 – 民家カフェで沖縄定食

ランチは、沖縄ワールド内の小さな民家風カフェでいただきました。ゴーヤチャンプルー定食や、じっくり煮込まれたソーキ汁など、地元の食材を使った家庭的な料理が並びます。素朴でありながら、どれも心が温まる味わいでした。特にソーキ(豚のスペアリブ)は柔らかく、沖縄の料理の深さを感じました。

午後 – 琉球村で伝統文化に触れる

午後は「琉球村」で伝統的な沖縄の暮らしを学びました。ここでは、昔ながらの茅葺き屋根の家が保存されており、沖縄の民俗舞踊やエイサーのパフォーマンスも楽しめます。見どころは、地元の職人による工芸品作りの実演。琉球ガラスや陶器、紅型(びんがた)の染物など、手作業で作られる美しい工芸品に心を奪われました。最後には、自分でシーサーに絵を描くワークショップにも参加し、旅の思い出となる作品を作りました。

夕食 – 地元の居酒屋で島の音楽に浸る

夜は那覇市内の小さな居酒屋で夕食を取りました。この日は少し特別で、店内では三線(さんしん)の生演奏が楽しめるライブが行われていました。地元の音楽と共に、タコライスや海鮮の刺身、沖縄の代表的なお酒である泡盛をいただきました。三線の音色が心地よく、地元の人々と共に過ごす時間が心に残りました。

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